第7章 同愛 2 <学生 やおい 純愛 短編>
「このっ..!つかっ、つかないっ..!」
と、おかしなことに、俺はケツをクイクイ上下させてしまった。ーーーはァッ...!!
ぬちゃっ!チュクッ..ちゃくちゃくぢゅるじゅぽッ...と、暗闇の中でも完全に分かる陰音が鳴り響いた。
「はっ..ハッ...ッ、ハァあッ....っ..はッ.....んんッ....、ンッ..っぁあッ......!」
瑞木の..むくむくと膨らみ続ける、かたいソレと、腰振りダンスみたいにやらしい動きをしている俺のケツの穴が微妙に擦れた。ーーーーだめっ....!!!吐息を2人とも漏らしながら、腰を上下運動してるってこれ、カンゼンにーー!
微妙な上下の摩擦の、そのあまりの衝撃で、掠れ声しか出ない。ーーーまずい..ッ!
"コレ"、今この波っ..抑えなきゃ...!!!!
と、懸命にムニィッ、と口を手で押さえて、ヘンな、この体の感じに必死に耐えようとしていた。
「.....」
でも。
瑞木とはいえば、そんな俺の尻から逃れようとせずに、ずっと、俺の尻の間に、ソレは挟まれたままだ。
「ハァッ..はぁ...はァッ....、まだ、つ、つかないな..」
暗闇の中で、ひくん..ひくんっ..と俺の尻の穴は、淫乱な女のアレみたいに、反応していた。ーーその瞬間、瑞木のナニは、完全におっ立ち.......
「ンぁッ...!」
俺の穴の入り口に、ナニか少し、ぢゅっ..と先端が当たってしまった。
「..................................」
ーーーーどうしよっ..、ほんとに、きもちいい....
その間、それは一瞬だった。ーーー暗闇の中、瑞木が俺を拒みもしない、だったら、もうちょっと、もうちょっとだけ..!
「瑞木ィッ................!」
「!」
俺は涙目で、半分後ろを振り向き、また腰を上下に激しく動かした。ーーー素知らぬフリしてるが、ぬぷっ、ぬぽっ、ぢゅるぢゅるぢゅるッ...!とあやしい音は鳴り続ける。「ぁ、ャ、ぁぁンンッ....!はァぁぁっ....ッぁっ、ぁんッ......ッーーーぜっ、はぁ、ハァッ..全然つかないっ、なッ...うンッ..ぁ」
俺は本当に何も知らないですよ!!って自分にも無理に言い聞かせて動かした。「あ、ああ、そうだっ、なっ..ああッ...............ッ!」