第7章 同愛 2 <学生 やおい 純愛 短編>
だめ、だめ....!
心の中で、だらしなく、吐息にとけるように本音を垂らし続けたけど、瑞木の指がーーーぬぷっ..と、少し、穴の中に入ってきた。
「ひ、ィあああッ.....!」
これには俺も初めて大声を出してしまった。どういうつもりなんだろうか、瑞木を睨む気持ちで俺は思った。瑞木は、"中まで入念に"やらなきゃダメだと思ったのだろうか。
「....「ヤ、あッ...、ぁっ...っンんッッ.....っ」
瑞木からはふざけた様子なんか感じない。真剣な雰囲気だけ伝わってきた。
親友に、ぐぢゅぐちゅぐぢゅ..と指でナカを塗られ、俺は思わずバン!と自分の口を押さえた。ぶるぶるっ、と瑞木に見せつけている尻が震える。痛さはやや少しあったが、でもーーやだ...なに、コレっ...!
今更ながら、これは、本当にとんでも無いことになってしまったと、とすごく心の中で焦っていた。でも、俺の尻の穴は、瑞木の指を容易に受け入れる。どんどん柔らかくなる。
クチュクチュクチュクチュ..ぬぷ、ぬぷぷ..ッ
ーーーーーーーーーーーあッ...!ダメッ.....!!!
はぁッ..と息を漏らしてしまった。
「み、瑞木、」
「ん〜?」
ノーテンキっぽい返事を聞き、俺は汗をかきつつやんわりと言ってみた。
「そろそろ、やめ、やめにしないかっ?..ンンッ..!もう、いいだろうしさ」
と、瑞木の方を向いた。瑞木は、口を開いてーーー
パッ。
「えっ!?電気切れた、、」
いきなりあたりが暗くなる。「瑞木、大丈夫かお前?」と、一応心配してみる。「ここ、電気自動式だからさ、人が一定の時間動かないと止まる」
瑞木に言われ、瑞木の指の動きは?と思ったが、..挿れられて、俺の尻に隠れていたのだろう。と、納得した俺は、
「よいしょっーーー..」「おっ?」
お尻を素早く引いて、高速でまた後ろに突き出した。「!!」
と、
尻に、何か、当たっ..
「あ、瑞木。まだつかないな〜..」
俺は、今自分の尻の穴に当たるものを、何も知らないフリして言った。「あ、ああ!そうだな〜っ」なんて、尻の間に、何か硬い棒城のものがムクムク膨らんでるのをよそに、俺たちは話し続ける。
俺はさっきと同じく腰を動かした。
その時、ナニか、擦れあってーーー
「ッ..!」
なんか、少し、きもちいいとか思ってしまった..