第7章 同愛 2 <学生 やおい 純愛 短編>
「〜〜〜〜ーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
ギュッと瞳を閉じて手を激しく上下運動させた。俺の腰はガクガクと動き続け、もっともっとと求める。声を我慢し過ぎて、喉が張り裂けそうだった。
「ぁッ..やば..だめだめだめだめッ...ーーーーーあああッ.....!!!!!!!!!」
目の前に真っ紅な花が咲いたようだった。
こんな、..こんなの、中学生の時、一回昂って友達の勧めのままやって、すごい罪悪感に苛まれたから、一度もやった事なかったのに..!!
嫌だ、こんなの、.....やばい、すごく、やば..。
顔は横に振り続け、でも上下する手は容赦なく動かしていた..。
「ぁぁっ...............んっ...‼︎
ぁあ、ハァ、はあ..ッハァッ...まだ、イけないッ...!!」
小声で囁き続け、体がじゅくじゅくいって、自分の体じゃないみたいだ。このままじゃマズイ。多分、出さないとずっとこのままの状態だ..。
俺は乱暴にスマホを手に取り、テキトーになんかのアプリを開いて、ものすごい速さでスクロールし始めた。..何か、何かいいやつはないか..!??
その時、うさ耳カチューシャの横に生脚がある画像を見つけた。俺はもうそれに決めた。
「ああッ、..はぁ、ハァハァはぁはあっ...」
脚の肌の質感、柔らかさ、.
.舐めたらどうなるんだろう、
この脚と脚の間に、アソコを、挟まれたら.........!!
そして、俺がぐちょぐちゃになっても、構わず両脚で擦り続けられたらッ...!!!
「ッッーーーーー!!!!!!!!」
妄想はうまくいき、一気にエロい気持ちになってきた。体はガクガク以前にも増して震え、もうすぐ絶頂にいきそうだった。
嫌だ、こんなので、2回目を果たしちゃうなんて..。
嫌悪感を濃く感じつつ、俺の体は快楽に逆らえない。ぴゅぴゅっと、白い液体が飛び出る。
はぁ、はぁ、はぁ、と荒い息を正し、ーーー俺はふと違和感を覚えた。なぜだろう、考えたくないのに、ドアの隙間が少し、空いている..?
「..............................」
俺はその時気がついた。
今スマホの画面に出ている生脚の画像、これは、さっきふざけて撮った、ーー瑞木の脚だった事を。
ーーー瑞木が、そこに、立っていた。