第7章 同愛 2 <学生 やおい 純愛 短編>
「わーっ!!!すげーっ..!!「あっふぁっふぁ!!やめろバカ!!」
ウィ〜ン、ウィンウィン.. 「お前のちんこよりデカくね?「はっ!?お前の方が粗チンだろお前に言われたくないもんね!!」ギャファファファ..
う〜ん..やっぱこうなるか..
あれから30分。割と時間が過ぎてた頃、俺らはまだラブ..らっラブホテルに入れてなかった。ちくしょっ、俺まで恥ずかしくなってきたじゃねぇか!!!!
ーー俺はさっき、モデルウォーク?という並に颯爽とラブホに入っていったわけだが、..ヤツらに引き留められた。
『マ、マッジで入っちゃうのお!??』
は?
目が点になって振り向くと、そこには何故か中腰になった親友と赤面のビデオの中の男たち。
『ま、まじで!?!スッゲェなお前勇者だよユウシャ!!『だって..俺らは本当に"やる"ワケじゃねえのにはいっはいんのか!??』
...などと供述しており。
急に思春期マッサカサカリの男たちの頭が丸坊主に見えてきた。なんこのチェリーな人たち..。と、思いつつ....!!!
『勇者ってなんだよっ!』
..どちらかといえばクールでいたい俺は、自分だけが進んでゆく真の変態、みたいなのがちょっと許せなくて否定しといた。
と、さっきまで1番ってくらい盛り上がってた親友のコイツも、今はすっかり大人しくなっちまってチェリーボーイの仲間入りさ。ってなんでだよ!さっきまで本当に行く気だったのに、本気で行くのは恥ずかしいよぉ〜なヒヨコ組になっちまってさ!
恥ずかしがって、さっきまでの戦利品を、何が悲しくてラブホ前だおっ広げてなきゃいけねぇんだ!それもこんなきな粉みたいに腐った、それでいてガッサガサな空気醸し出す連中とよ!!!ゲスはゲスで突っ切れよ!!若干の乙女心の恥じらいとか土色の顔とかほっぺたは赤色とか見ていて気持ちわりぃんだよ!!!!!※失礼。
「おい!ここ通る女の人たちも見てるぞ!もう帰るかさっさと行くかしようぜ」
と、なんか虚しくもあり、俺はイライラし始めてしまった。しまった。もっとスマートに..。
「お、おいそれでどうすんだよ!!ほんとに行くのか!!!?「ぁぁ行こうぜ!!!」
「!」
本当は最初はノリ気じゃなかった俺が1番エキサイトしてたら、ついに親友は言ってきた。いや、言ってきちゃった。いや、行ってきちゃった。