第6章 謙愛 <学生 格好良い ハジメテ同士>
「焦らなくていいよ、広、私の触りながらでいいから..」
「あ、ああ..」
そういうと、彼は私のジュクジュク、恐怖で震える下をたまに触りながら、避妊具を装着した。多分..この日のために、つけ方とかも勉強してくれたんだな..って思ったら、急に、下腹部からからきゅうううん、としてきた。
「い、いれっ、いれるぞ..っ」
「うん...っ」
と、大きな運命を待ち受けるかのように、私はギュッ...!!と強く強く、広の背中を抱きしめた。大丈夫、大丈夫ーーーー...
ズッ..!とーーーーーいよいよ、彼のが入ってゆくのが分かった。
「ッああッッッッッッッッ!!!!」
「瑠々ッッ!!!!!」
と彼も、守るようにぎゅっと私の手を握ってくれた。
い、いた..
痛いッッッッ....!!!!!!
「ああああッッッッーーー!!!!!!!広ッ...!!!広ッッ..!!」
こんなに、ゆっくり、丁寧にいれてくれているのに、しっかり、濡れていたはずなのに、どうして...!?今私は下から出血してるのだろうか、とかも思ってしまい、無意識に、涙が頬を伝う。
「瑠々っ..ごめん、ごめんッ...!!」
必死に謝る彼に頭をブンブン振ることしかできなくなっていた。
その刹那ーーー思い出した。どっかのネット記事で、初めていれる時は、実は勢いつけていれる方が痛みを感じないってーーー!!!
「広ッッッッ....ちょっと!!イッ!!!!..大丈夫っ..そのまま勢いでいれてぇッッッッ...!!!」
痴女とかもう痛さで気にしてる場合じゃない..っえ、と彼は戸惑いつつも、痛さで泣き続ける私を放っておけなくて、事実、ズズッ...!!!とそうした。
「アッ..はぁっ..はぁ..!!!」
たしかに、逆にそっちの方がいいかもーーと思った瞬間、いきなり、奥の方から激痛がしてきた。
「アアッ..!!いたい、いたいいたいッッッッ..!!広ッ..!!」
きっとこんな痛み、この人とじゃなきゃトラウマになってた...!!!と、激痛に耐えつつ、どこか暖かい気持ちで私はいた。
ーーもしかして、外らへんは十分に濡れてたかもしんないけどっ..奥の方が濡れてかったのかも..ッッッッ!!!!