第2章 同愛 <学生 百合 純愛 少し·····>連載中
「う····そなんで、しょ···?」作ったこぶしが掌に食い込む。
「私は気持ち悪い···そうでしょ、ねぇ、そうって言ってよ!!!」
叫び声が廊下にキン、と響く
斜め下を向きながら、歯を食い縛った
「瑠々···「そんな声出さないでっ!!! 演技なんでしょ、全部全部全部全部全部全部全部全部ッッッ!!」
喉が裂ける程、今までの擦られ傷から大量出血した
「あの日話し掛けたのもッッ!!」
「わぁ~~!瑠々ちゃんの絵、凄ぉ~~い!!」
「え···「ちょっと螺園!! そんな地味な子放っておいて遊びに!」
焦って頭を下げて 再び髪で顔を隠した。
「ここの色使い良いわよねッ!! 皆!」
「えッ····変でしょ」
「どうして空が紫色なの~? クスッ フ、お目目おかしいよ~?」
「っ···あの時っ!!!」
「そんなこと無いわっ!」
バンッ!!
「ひゃッッ??」
「この絵は、一生懸命このこが描いた世界よ。めんどくさいからって 適当に色を塗って先生に出す方が笑われるんじゃない??」 「ッ!!!」
「っっ私を····!!」
「貴女は十分素敵だわ。」
彼女が私の手を握る 冷たかった
「髪で顔を隠さない方がいいんじゃないかしら。絵を描くあなた、輝いているから····!」「····!!」
夏の熱い、キラキラと眩しい太陽に照らされた彼女は、笑った。
「握る手が、冷たかった······、のは···!!!」
あれ··
何、言ってるのだろう、私
もう
止まらない········!!!!! 「私っっっ····!!!!!!」