第6章 謙愛　　　 ＜学生　格好良い　ハジメテ同士＞

「！！！！！！！！！！！！！！！！！！」

お互い、顔から火が噴きそうで、何も喋らなくなった。快楽より先に、恥ずかしさ、そして緊張という感情しかうまれてこない。

モミ..モミ..モミ..と、やはりここでも彼の手はかなりぎこちない。お互い、恥辱という拷問を受けてそうな、そんな時間..！

「んっ..はぁっ、はぁ...「瑠々っ..ハァ、ハァッ..！」

ようやく出た私の声に、彼は安心して私の名前を呼んだっぽい。時間が経って、緊張が少し解けて、理性的に考えられるようになってきていた。彼の親指が胸の谷間側にあり、その他4本は脇の近くにあり、挟みこんで今揉んでいるーーーー

「ンッ..はぁ、ハァ..んんっ..！」

おっぱいって、触られて、きもちいいかも..。そうなら可愛い喘ぎ声を出そうと思うけどーー、実際、ビン..って感じに反応する時、なぜか声を堪えようとして、「ンッ..！」しか出てこない。

そこで目が合ってしまった。とても恥ずかしくなりーー場を持たせるためだけのキスが発生した。

「ハァッ..ん、んっ..」

それでも、彼は私の胸を触るのをやめない。次第に、緊張とはまた違った、ドキドキが始まった。ーーーやっぱり、予想通りでこの人おっぱい好きだな！ちょっとキスが始まって、揉み方が強くなった。少し、痛い気がした。

「ンっ..はぁ、ハァッ..」と、ここで彼がブラを脱がそうとしているな、という雰囲気を感じ取った。私は瞳を閉じたまま、その時を待つ。..が。

「ンッ..はぁっ..ンッンッ..！ハァッ..、ハァッ..ンはぁっ...！！」

あきらかに手こずっている..！と分かりつつ、分からないフリして待っててあげる。彼の焦っている様子がビンビンに伝わってきた..。

そうだよな..と私は思った。

ブラ外す一つの事に対しても、男性にとってはすごく緊張する事だよね、と思い、私は彼の背中に手を回す。たくましくて、どきどきしてしまった。

「あ..ッ瑠々..」はらっ..

と、ここで脱がすことに彼は成功し、つい私の名前を呼んでしまった。ああ、ついに..「ッッーーーー！！！」

私の乳首。私の乳首の大きさ。私の乳首の色。私の乳輪の大きさ。私の乳房の大きさ。そして私の胸の形ーーー、全てが、明らかになってしまった..。即刻、体を腕で隠してしまいたい衝動に駆られる。