第6章 謙愛 <学生 格好良い ハジメテ同士>
「ちょっと!服を脱がそうとしない!!」
と、ドンッと彼を突き飛ばした。
「ええー、だって、なんか意外にもおっぱいなんか
すげえやわらかかったし尻も意外にムチムチだし
もう一回したくなっちまった..」
ポリポリと頭をかいていた。
「言い方小学生か!ていうか意外にもって何?!
意外にもって」
とゲシッと蹴りつつも、あまり自信の無かった体を褒められて私は少し、
いやちょっと、本当にちょっとだけ嬉しかった。
「ねえ、」
私はちょっとムスッとしてちょっとシカトした。
「....何?」
「俺たち、結婚しようか」
...........えっ!?
広の方を振り向くと、ニヤッと、憎らしい程嬉しそうな顔を、
私に見せてきた。
【終】