第2章 同愛 <学生 百合 純愛 少し·····>連載中
「···ッどうして今更······っ!!」 言葉が上手く回らない。
「ずっと謝りたいと思ってた·······ッッ!!!」 汗が流れ落ちる。
キャハハハハ、と派手で可愛らしい格好をした女子達は、
私を蹴り続ける。 口元が裂けたようにずっと笑い続けながら。
「本当にごめんッッッ!!!」
「本当にごめんッッッ!!! ····なんて、言うと思った? キモ」
過去と重なっていく。
「そんなこと···!! 思ってないでしょ····?」 目眩がする。
帰りたい「もう····!! 本当にごめんなさい!!!」
「気付かなかったの····················!!!」
「気付かなかったの、先生!!! 毎日そんな酷いことがあったなんて!!」
偽りの凍った涙を流し、被害者ぶる彼女。
「·······ッそ···········!」 私は頭を下げた。 もう、
「········え? 」 何度も見た綺麗な仮面など、見たくない····!
全て、
「先生騙すなんてチョロ過ぎ~~! ん? 何見てんだよキメェんだよお前なんか!!!!!」
「トイレの水掛けちゃえ!! キャハハハハッッ!!」
····ッ全て·········!!
私は制服のスカートの裾を強く握った。