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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第258章 423.Bleach My Soul










「全く、馬鹿な奴ですね。口答えして刑を引き上げられるなんて」
瀞霊廷通信を読みながら呟く臨のその言葉に 一番隊舎前で一緒にしゃがみ並んでいた浮竹が苦笑いした。
「それよりも、臨が思ったよりも元気そうで安心したよ。体調はいいのかい?」
「浮竹隊長ほど柔く無いですからね」
すると、隊舎の中から馬鹿もん共がという元柳斎の怒鳴り声に、顔を見合わせて笑った。
「左腕がなくなっても、総隊長は相変わらずですね」
「ああ、戦いから十日……体力は戻られたようで、安心したよ。
あの人の代わりを務められる死神は、まだ尸魂界にはいないからね……」
「……まあ、そうですね」
すると、浮竹は臨にそういえばと問いかけた。
「臨は総隊長のとこに、何しに来たんだ?脱走に関しては不問となったんだろう?」
「脱走って言いかた………あー、まあ、一護が起きるまでの間に、現世に少し滞在しようと思ってましてね。うちの隊長からルキアと二人分の許可は貰ったのですが、ペナルティで数ヶ月現世に行くのに総隊長の許可も取れと…………そうだ、浮竹隊長、ルキアが現世に行くこと、承認してくれますよね?」
有無を言わせないその口調に、浮竹は苦笑いする。
「どうしようかなぁ、臨がオレと結婚してくれるなら、考えないことも」
「あ、もう説教終わったみたいですし、先に用済ましてきますね」
軽く流され、臨の背が隊舎へと消えて行く。
それを見て、浮竹は再び苦笑いし、後を追った。
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