第245章 411.DEICIDE13
「ほら!早く逃げなって!!あんたじゃどうにもなんないんだから!!」
たつきが観音寺の身を案じるが 彼は逃げない。
「…無知なガールだ 教えておこう。戦いから逃げるヒーローを 子供達はヒーローとは呼ばんのだよ」
観音寺がステッキを構える。
「その男を殺すのも また一興かもしれないな」
走り出す観音寺。
臨が制止の声をあげる。
ステッキが藍染へと触れる直前 その人物は突然現れ
藍染と市丸の前に立ちはだかった。
「…………間に合ったわね………藍染…ギン………!」