第235章 317.Six Hearts Will
「そう
相手と全く同じことを感じるなんて ありえないかもしれない。だけど、相手を大切に想い合って、相手の少し近くに心を置くことはできる。
心を一つにするって きっとそういうこと」
「心だと?」
ウルキオラが問いかける
「貴様等人間は 容易くそれを口にする。まるで自らの掌の上にあるかの様に。
俺のこの眼は全てを映す。捉えられぬものなど無い。映らぬものは存在せぬもの。そう断じて戦ってきた。
心とは何だ。その胸を引き裂けば その中に視えるのか?その頭蓋を砕けば その中に視えるのか?」
衝撃と共に その場へと一護が現れた。