第226章 314.Night Side of Abduction
閉じかけた黒腔に臨が入り込もうとするものの 弾かれて地面へと叩きつけられる。
「っ………くそ」
すると剣八は やめとけと声を荒げた。
「どこ行くんだよ 今てめえが動いて何かできんのか」
「しかしっ」
「じゃあ どうしろってんだよ!!空座町が危ねえんだぞ!!!このままここで待ってろってのか!?」
一護がそう言うと 酷く冷静に 告げた。
「………言ったろうが 決戦が冬と決まった時点で 総隊長から浦原喜助に 幾つか指令が出された・ってよ。一つ目の指令は 隊長格を虚圏へ送ること。
二つ目の指令は 空座町で
護廷十三隊 全隊長格を
戦闘可能にすることだ」