第223章 310.FOUR ARMS TO KILLING YOU
腕が 生える。
「いや 正確には てめえは一本の腕も斬り落とすこと無く この4本の腕に斬り殺されて終わる。
てめえが俺より 弱えェからだ死神!!!」
ノイトラと 剣八の剣がぶつかる。
吹き飛ばされる剣八の体。
「ハッ!!!軽いんだよ!!ヒョイヒョイ飛ばされやがって!!攻撃が当てにくくてしょうがねえ!!それとも怖くて逃げてるだけか!あァ!?」
剣八の蹴りが 砂埃に混じり飛び出す。
それを直前でかわしきると こんどはノイトラの側頭部に 手が伸びた。
身を翻し避け 振り下ろされた剣を鎌で止める。
「…ぐ…………ッ」
「…何だよ …こんなもんで終いかーーー」
最後の一撃 とばかりに剣が動く
その瞬間 剣八の胸には腕が貫いていた。
「馬鹿が」
血液が飛び散る。
「…言ったろ てめえは一本の腕も斬り落とせやしねえ ただ 俺のこの 6本の腕で斬り殺されるだけだってな」