第199章 278.Heal for The Crase
「…い……今のは…なに…?」
織姫の問いに グリムジョーが答える。
「俺達十刃は 藍染から部下の処罰の為に 反膜の匣てのを渡されてる そいつを使った。その辺の奴なら永久に閉次元に閉じ込められる代物だ。だが元々十刃用に作られた道具じゃねえ。奴の霊圧を考えると せいぜい保って2・3時間でとこだろう。わかったらさっさと治せ」
すると 織姫は嫌ですと答える。
「織姫ちゃん」
その 優しい声に 織姫は視線を向けると 臨は治してあげてと告げた。
「それと グリムジョーの腕も」
先ほどのウルキオラの攻撃により 負傷したグリムジョーの腕をちらりと見る。
すると グリムジョーは一瞬驚いたように目を見開いた。
「…止めろ てめえに情けかけられる覚えは無え」
「私だってありませんよ。けど 本気の私と戦いたいなら せめて 対等な条件でないと。それとも 敗けた時の言い訳にそのキズだけでととっときます?」
その直後 グリムジョーは臨に刀を抜き 襲いかかった。
「……上等だぜ 対等の殺し合いといこうじゃねえか!!!」