第185章 BLEACH onthe BEACH!!
一護 恋次 一角チーム
「こいつで誰が最初に城門を開通させられるか……勝負だぜ!!」
恋次と一角が 砂の門を開通させようぜと一護を誘うものの一護はそんなガキみたいな勝負と冷めた目をした。
「おや 門ですか なかなかいいですね?」
「臨さん!だろ!?なかなかの自信作なんだぜ!」
恋次のその言葉に 臨は凄い凄いと子供をあやす様に頭を撫でた。
「一護くん やったらどうです?たまには童心に返るのもいいものですよ」
「一護は負けんのが怖えェから やりたくねーんだよな!」
一角のその言葉に 一護の額に血管が浮き出る。
「よっしゃァ!!やったらァ!!」
「おォし!負けねーぞ!!」
「だ……誰だ!!俺のふんどしのスキ間からちょっとだけカニ入れてる奴は!?」
ルキア・白哉チーム
臨は遠くからふたりを見て 随分と壁がなくなったなと思い口元に笑みを浮かべる。
そして その二人の作品を見て 臨はその笑みを凍らせた。
(………これは…)
ぐっちょりとした うさぎと 謎のワカメ(に手足が生えたもの)
臨は 見なかったことにした。
清音 仙太郎チーム
臨は 浮竹の元へと戻ると その姿に耐えきれず笑い出した。
「っ……ふっ くくっ清音も 仙太郎も いったいなにしているのですかっ……ふはっ」
「っ臨先生!浮竹隊長が横になるっていうから あたしは花を摘んで日差しを和らげようと……」
「俺は寝てる隊長が潮風にあたらないよう砂でカベを……」
「うん これ 優勝っ………も…最高…………タイトルは……葬式でっ」
そこには 棺に納められ お香を焚かれた眠る浮竹の姿があった。
こうして 優勝は決まった。
「ああ 日番谷隊長 こんなところにいたんですね」
「っ先生っ!」
「全く サボりはダメですよ。………もう終わりましたし みんなのところへ戻りましょう?」
サボり 日番谷