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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第177章 248.再び生きて この場所へ


風が吹き抜けるのを感じ 臨は満足そうに微笑んだ。
「さて 行きますか」
「まてまてまてまてまて!」
先へ進もうとする臨の襟首を 一護が掴み止める。
すると臨は歩みを止め 告げた
「そこを掴むのはやめなさい おっぱいが袂から溢れてしまいます。」
「おっ…………ていうか なんだよ今の!?どうすりゃそんな綺麗に壁が無くなんだよ!」
「姉さんに無礼だぞ貴様!」
ルキアが一護に怒鳴り 臨がなんでもいいじゃないですかと話をはぐらかす。
するとネルは 門なら三日ほど歩いたところにあったのにと呟いた。
「………ネルちゃん でしたっけ?」
「っ……!」
「申し訳無いのですが 我々は三日も歩いてられる程急いでいないわけではないのです」
臨がネルの頭を優しく撫でる。
「でも教えてくれてありがとう。……これ以上私たちに関わると キミたちまで裏切り者にされてしまいます。名残惜しいですが ここでお別れです」
すると 臨は走りだし その後に一護たちも走り始めた。
「じゃあなネル!ここまで連れてきてくれてありがとな!」
一護がそう告げる。
ぐんぐん遠ざかっていく背中に ネルは目を見開くと 突然追いかけ始めた。
「ま まつっス!ネルたつはもう…ヌルガンガ様に見つかったじてんでうらぎり者っス!!イヤ……もしかスたらそれよりずっと前から 藍染様はお見通しだったかもスれねっス!!藍染様は それを決してお許しにならねえお方っス!!もし藍染様がお許しになっても 十刃のヒトたつがお許しにならねっス!!連れてってくんなきゃ ネルたつはここで殺されるだけっス!!連れてってくんなきゃ……つれてっ……うう……っ泣くっスよ!!うぶぶ……ぶえええええええ!!!」
大泣きし始めたネル
「い……一護のアホ〜〜〜!!ハゲ〜〜〜!!うんこたれ〜〜〜!!」
「わかった!わかったから泣くな!!」
一護が引き返し ネルの元へ駆け寄る。
「インポ〜〜〜!!」
「インポじゃねえっ!!」
「童貞〜〜〜〜〜!!!」
「うるせえっつッてんだ!!!」




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