第175章 240.regeneration.
「………おい女 もう一ヶ所治せ」
グリムジョーがそう言うと 織姫は指定された傷の場所に双天帰盾をかけた。
みるみるうちに 6の文字が浮かび上がり それにルピが眼を見張る。
「……何のつもりだよ グリムジョー」
「…………あァ?」
次の瞬間 ルピの胸にはグリムジョーの腕が貫通していた。
「………グ……っグリムジョー……てめえ……」
「そういうことだ じゃあな "元"6番」
ルピの 上半身が虚閃により 跡形もなく吹き飛ぶ
辛うじて残った下半身が彼が先程まで存在していたことを証明し 織姫は悲鳴をあげそうになるのを堪えた。
「戻った!!戻ったぜ力が!!俺がNo.6だ!!!
第6十刃 グリムジョーだ!!!」