第171章 236.The Sun Already Gone Down
グリムジョーの霊圧が高まる
しかし それを臨が許すはずもなかった。
「衝!」
一瞬の 衝撃
しかし凄まじい衝撃に弾かれると 臨はすぐさまルキアを自身の腕に収め グリムジョーを睨みつけた。
「っ……た」
「っ軋れ!!」
グリムジョーが剣を振り 解号を口にする。
次の瞬間 それは何者かにより止められ
臨はその人物に目を見張った。
「……ウル……キオラ……!」
グリムジョーが歯ぎしりする。
「任務完了だ 戻るぞ」
すると 二人は反膜に包まれ 臨はルキアを強く抱きしめた。
「任務……ですか」
ウルキオラが臨へと視線を一瞥する。
「………貴様」
少し興味深そうに臨へと目を細めると 何かを言おうとした口を噤んだ。
「なるほど な」
黒腔へと消えていく二人
するとウルキオラは 意味深なことを呟いた。
「終わりだ 最早貴様らに術はない。太陽は既に 俺達の掌に沈んだ。」