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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第169章 231.The Mascaron Drive


白い光に包まれ よく見慣れた青空の下に立つ
目の前には つい最近対峙した あの男
「………よォ」
「……久しぶりですね」
逆手で 刀の柄へと手をかける。
「またそれかよ それがどうした?忘れたのか?てめえのその抜刀術 俺に手も足も出なかったんだぜ」
「忘れたのですか?君はその抜刀術で その傷をつけられたんですよ」
ちらりと グリムジョーの無くなった腕へと視線を向ける。
「腕 どうしました?」
「捨ててきたんだよ。てめえを殺すのに 腕2本じゃ余計なんでな」
「………そうですか」
すらりと 細身の刀が抜かれる。
「それでは少しだけ 本気を出しましょうかね」
怪しく輝く刀に グリムジョーが訝しげに眉根を寄せる。




「嬲れーーーーー

皇骸浅打」


直後 臨の周りに黒い霊圧が流れた。
その様子にグリムジョーが大きく目を見開く。
「なん………だ そりゃ」
その手には 黒い 形を成しているとは言い難いモノが握られていた。
「今から死に行く人に 説明している暇はない」
臨の腕が 振り降ろされる。
間一髪 グリムジョーは自身の刀でそれを受け止めると 臨は小さく呟いた。




「月牙ーーーー」

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