第162章 213.trifle
カツンと 人の足音が響く。
すると その人物は ある人物に声をかけられ 少しだけ驚いたように目を見開いた。
「また部下で遊ばはって……意地が悪いなァ 藍染様 は」
「ーー見ていたのか ギン」
市丸ギンが 軽薄な笑みを浮かべる。
「あそこであんなん言ったら 要やったらああすること 最初からわかってはったやろ?」
「………どうかな」
「破面も五体も消えてもうたし……」
「問題無いさ。所詮は最下級だ。予定には寸分の狂いも無い 最上級を揃えて十刃が完成すれば 我々の道に 敵は無い」