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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第154章 201.Wind & Snowbound


「女性死神に一番人気の義魂丸"チャッピー"です。ルキアが最初に買おうとしていた義魂丸であり そいつの代わりに手違いで手に入ったのがコンちゃんです。」
「マジで!?じゃあ 俺の体に入るハズだったのホントはコイツ!?」
「そうだピョン☆」
「言いたかねーけど コンで良かった!!!」
直後 破面がルキアへと攻撃を仕掛ける。
それをルキアは己の斬魄刀で受けると
後ろへと吹き飛んだ。
「ルキア!!!」
一護の言葉に 臨は大丈夫ですよと酷く冷静に告げた。
ルキアが高く飛び 近くにあった電柱へと足をつけ破面まで跳んでいく。
その剣が 男の手により受け止められると 男は自身の名を告げた。
「破面No.16 ディ・ロイだ」
その言葉に応えようとルキアも口を開き所属を告げると ディは言わなくていいぜと笑った。
「これから皆殺しにする連中の名前なんか イチイチ聞いてたらキリ無えからな」
「………成程」
するとルキアはディと距離をとり ならばせめてと刀を構えた。
「ならばせめてーーー刀の名だけでも憶えていくといい

舞え 袖白雪 」

真っ白な 美しい斬魄刀が凛と姿を現わす。

帯の様なモノがしゃらしゃらと揺れると ルキアは口を開いた。
「初の舞 月白」








地に 円が描かれる。
直後ディの足元は凍りつき 何だかわからない様子で叫んだ。
「何だ……こりゃあ!?」
慌てて空へと跳び 足の氷を払い落とす。
「ハハッ!!残念だったなァ死神!!俺の本来の戦場は空中なんだよ!!地面を凍らせるその剣は 空中戦には対応できねえ!!」
勝ち誇ったような笑みを浮かべ 片目を塞いでいた包帯を ディが持ち上げる。
「死ねッ!!!」
右目のあるハズの場所へと 赤い光が浮かび上がる。
するとルキアは残念だったな と口元に笑みを浮かべた。
「……袖白雪は 地面を凍らせる剣 ではない」
円から 強烈な冷気が湧き上がり それが空へと光を纏い伸びていく。
それはディをも巻き込み その場に氷の柱を作り上げた。
「この円にかかる 天地の全てが 袖白雪の氷結領域だ」
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