第147章 194.Coxquistadores5
絶大な霊圧が 雷の様にしなりヤミーへと向かう
その直前 ウルキオラはヤミーの目の前に飛び出しそれを素手で弾いた
「!」
臨の顔が歪む
「ウル……キオ………ラ…」
そして 彼はヤミーの腹の傷に手刀を叩き込んだ
「な……なにしやが…….る……」
「バカが 頭に血を昇げ過ぎだヤミー こいつは芭蕉臨だ。殺したら藍染様がお怒りになる」
そうして 空間を指先で叩いた
「退くぞ」
その言葉に臨はさらに眉をよせると 口を開いた。
「逃げる気ですか」
「らしくない挑発だな 貴様とそこの二人の三人がかりで死に損ないのゴミ三匹守りながら俺と戦って どちらに分が在るか判らん訳じゃあるまい。差し当たっての任務は終えた。それに 想像以上に収穫があった。藍染様には報告しておく 貴方が目をつけた死神もどきは 殺すに足りぬ 塵でしたとな。」