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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第134章 177.end of hypnosis9



市丸の剣が 白哉から抜かれ元の長さへと戻る。
崩れ落ちる白哉をその細身で受け止めると、臨は信じられないと顔を歪ませその名を呼んだ

「白哉…………!何でっ、何故私をっ………白哉!白哉……………白哉っ……!!」

瀕死の白哉を どうにかしようと必死に名を呼ぶ

それに藍染は視線を向け、今度は剣へと手をかけると臨は白哉を庇うように抱き締め、藍染を睨みつけた。


命に代えても 守らねばならない


その時 藍染の首元に刃が
刀には拳が当てられた。



「……これはまた………随分と懐かしい顔だな。」

「動くな 筋一本でも動かせば」
「即座に首を刎ねる」

夜一と砕蜂が そう告げる

次の瞬間 物凄い轟音と衝撃が辺りに響き、夜一の視線はそちらへと取られた。

「…………こいつらは……!!」

東 青流門門番 嵬蜿
北 黒陵門門番 斷蔵丸
南 朱洼門門番 比鉅入道

その門番達に夜一は絶句する

「……どうする?幾ら君達でも僕を捕えたまま彼等とは戦えまい。」

その直後 遥か上空から雄叫びと それに伴う強大な霊圧が落ちてくるのを感じた

先程と負けるにも劣らぬ振動が 辺りに響き渡る

「空鶴!!!」

「おう夜一!あんまりヒマだったからよ 散歩がてら様子見に来たぜ!
さァ いくぜ兕丹坊!」
「おス!!」

空鶴の霊圧が跳ね上がる

「散在する獣の骨 尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪 動けば風 止まれば空 槍打つ音色が虚城に満ちる!
破道の六十三 雷吼炮!!!」
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