第131章 174.end of hypnosis6
恋次が印を結ぶ
「この技を使えるのは一回だけだ。だが こいつを喰らえば敵は必ず隙ができる。藍染隊長は強えェ、できる隙はほんのわずかかもしれねえが………その隙を衝いてくれ。」
「ーーーーわかった」
恋次が剣を大きく振りかぶり 地面へと突き立てる
「ーーーいくぜ 蛇尾丸………」
霊圧が上がる
「 狒 牙 絶 咬 」
その瞬間 バラバラになった刃は浮き上がり 藍染へと目掛けてその刃を向けた
圧倒的な衝撃が藍染を包む
そして一護は電光石火の如く飛び出すと、その剣をふり藍染へと飛び込んだ
しかし
吹き出す血は 一護のもの
痛みを感じるよりも先に 腰から下の感覚がなくなった
「おや 腰から下を斬り落としたつもりだったが 浅かったか」
一護の体が地面へと崩れ落ちる
その姿に恋次は絶望すると、恋次の背からも血が噴き出した。
藍染が ルキアへと近寄る。
彼の霊圧により体のが動かなくなってしまったルキアに、藍染は告げた。
「さあ 立つんだ 朽木ルキア」
藍染の手が ルキアへと伸びる