第131章 174.end of hypnosis6
藍染の剣を 一護が弾く
それに恋次は礼を言おうとすると、一護は嫌味を告げた
「ルキア運ぶだけで随分ボロボロじゃねーか、やっぱ逃げるだけでもオメーにゃ荷が重かったか?」
「……あ!?何だそりゃ てめーこそ随分ガタガタに見えるぜ?こんなとこ来るより、布団にでも包まってた方が良かったんじゃねえのか!?」
「何だとォ!?それが助けに来てくれた奴に言うセリフか!?」
「バカか!?俺は礼を言おうとしただろうがよ!!それをてめーが……」
やんややんやと二人がモメる
それを見て 市丸は藍染にすんませんと言うと言い訳をした
「手ェ出したらあかん思て、あの子が横通るん無視しました。」
「ああ、いいよ。払う埃が一つでも 二つでも 目に見える程の違いは無い。」
一護と恋次の視線が 藍染を捉える。
「……あいつが……藍染か」
すると一護は恋次に、まだ逃げる体力はあるかと聞く
しかし恋次は逃げねえぞと言うと、一護は振り返り怒鳴り声をあげようとした。
「まだ 策はある。」
その言葉に出かけた言葉が消える
「この折れた蛇尾丸で、やれることはまだ あるんだよ。戦うぜ 俺は。オメーだってわかってんだろ。逃げてもムダだってことぐらいよ。だったら倒すとまでは言わねえが、あいつら何とか動けねえようにして、堂々と双殛の丘を下りようぜ。」
その言葉に、一護は一拍置きしょーがねえなと呟く
「そんじゃいっちょ 共同戦線といくか!!!」