第124章 168.Behind Me, Behind You
雛森が 四十六室の惨状を見て呆然とする
「な………何……これ…?」
脳が理解を拒否する
「日番谷くんが…驚いてて……吉良くんがいて……日番谷くんはそれを追いかけていって………どういうこと…?藍染隊長を殺したのが日番谷くんなら………これをやったのも日番谷くんじゃないの………?これをやったのは吉良くん……?それじゃあ日番谷くんは………?藍染隊長は…………?」
何故 何で どうして
何が何だかわからない
誰が敵で 誰が味方かさえも
その時 雛森の背後に現れた人物は薄ら笑いを浮かべた
「いらっしゃい 雛森ちゃん」