第7章 6.microcrack.
「本当だってば!!ホントに部屋に横綱が来てテッポウで壁に穴あけたの!!」
クラスメイトの女子達がなんとも言えない微妙な顔をする。
織姫がたつきに同意を求めると、彼女も苦笑いしながらうんと頷いた。
同時に臨も苦笑いする。
「なるほど、こういうことか。」
その様子を見て、一護も納得した。
「おまえアレ、こないだウチの連中にも使ったろ。」
「ああ、使った、まああれは臨殿のやつだからここまで変な記憶じゃなかったんだがな。」
な、よく効いてたろう?
そうルキアが言うと一護は大きくため息を吐いた。