第122章 166.Black & White2
白哉の肩に刃が振り下ろされる
吹き出す血液
ソレ は高らかに笑い声をあげると叫んだ
「やっぱりてめえは下手糞だ!!一護!!!てめえの卍解の霊圧にやられて 体中の骨が軋んでんじゃねえか!!情け無え奴だ 見せてやるぜ 俺が!!卍解の使い方ってやつをよ!!!」
白哉が殲景を手に取る
それよりもさきに、ソレ は黒い斬撃をその刃から生み出した
(黒い…………月牙!)
躱そうとするものの、背後を ソレ が許さない
ソレ はさらに剣を振り 二つ目の月牙を生み出した
挟まれる白哉
歩法で逃げようと跳ぼうとしたその時 その背には ソレ がいた。
交差する 月牙
「ーーーーーこの霊圧の感触…….その仮面………貴様…虚か………!」
衝撃により頭の牽星箝が砕け散り 額から血が流れ出す。
「さァな 知る必要は無えさ てめえはこれでーーー」
消えるんだ