第121章 165.Dark Side of Universe2
「……貴様はよく戦った。幾人もの隊長格を退け 千本桜の斬撃をその身に受けながら よくぞここまで耐え抜いたものだ。だが感じるだろう 貴様が幾ら耐えようとも、最早貴様の肉と骨が死んでいるのだ。此処が貴様の限界
終わりだ 黒崎一護」
振り上げられる刃
動け
動けよ!
動け動け動け!!
動け!!!
何の為にここまで来たんだ!!
勝つ為だ!!
生き残るだけじゃ 意味が無え!
戦うだけじゃ 意味が無え!!
勝たなきゃ何も 変えられねえんだ…!!
勝つんだ
俺は 勝ちてえ
「ちっ」
白哉の刃が素手で掴まれる。
「…バカが…言ったろうが…….てめえに死なれちゃこっちも困るってよ…………」
「……莫迦な………何者だ貴様…………」
「"何者"だ……?はっ
名前なんか無えよ 」