第112章 152.The Speed Phantom
それを見て呆然とする副隊長一同に、砕蜂は一喝した
「何を呆けておるのだうつけ共!!追え!!!副隊長全員でだ!!」
慌ててその場にいた3人の副隊長が恋次達を追い始める。
その瞬間、臨は副隊長たちの目の前に現れその剣を構えた。
「!!!」
両手で構えるその刃に、全員が斬魄刀を解放する
「奔れ!!凍雲!!!」
「穿て!!厳霊丸!!!」
「打っ潰せ!!五形頭!!!」
その瞬間
一斉にそれぞれの剣が砕け散る
それと同時にまずは大前田の鳩尾に強烈な打撃が入り、その巨体が大きく吹き飛ばされた。
「ごめんな」
次に一番隊副隊長の雀部の顎に拳がめり込む。
そして勇音に一瞬で近づくと、その側頭部に衝撃を加えた
何者かが、臨の背後へと近寄る。
その瞬間その人物と臨の間に一護は割り込み、その剣を止めた。
「………あんたの相手は俺だ 朽木白哉!」