第111章 151.Deathberry Returns
一護の霊圧が跳ね上がる
それにルキアは何をする気だと叫ぶと、一護は壊すんだよと答えた。
「よ、止せ!!それは無茶だ!!いいか!聞くのだ一護!!この双殛の磔架は…………」
「いいから 黙って見てろ」
ルキアが言葉を失う。
次の瞬間、一護の剣はその磔架を貫き、辺りに物凄い衝撃がうまれた
「………止まれとか、無茶とか、ゴチャゴチャうるせーんだよテメーは。言ったろ、テメーの意見は全部却下だってよ…………二度目だな、今度こそだ。」
ルキアの体に、臨の温かさがつたわる。
「助けに来たぜ ルキア」
一護のその言葉に、ルキアの涙が溢れそうになる。
「………礼など…言わぬぞ…………」
優しく抱きしめる臨の肩に 涙が染み込んだ。