第109章 149.Countdown to The End:1
双殛の霊圧が上がるのを確認したそれぞれ
「始まったか……!急ぐぞ松本!」
「はい!」
「ィやべェぞ清音!!処刑始まったクセえ!!隊長まだかよ!?」
「うるっさい!!聞こえてるわよ!!いちいち怒鳴んないでよワキクサアゴヒゲ猿!!!隊長!!!」
「自分だって怒鳴ってんじゃねーか」
清音がドアを叩く
「隊長!まだですか!?朽木さんの処刑が始まりました!!急がないと……」
扉が開く
「……待たせて済まない……ちょっとばかり封印の解除に手間取っちまってな……だがこれでいける……!中央四十六室への進言も通らなかった今……最早手段はこれしか無い………
行くぞ 双殛を破壊する」
「な、なんだろうあれ?」
織姫が上を見上げると、やちるは始まったかなと呟いた。
「………あたし、先いくね。」
「ええっ!?なんで……」
織姫がそう言うと、やちるは処刑はどっちでもいいんだけど、あそこにはいっちーが来てるかもしんないからと笑った。
「いっちーは手伝ってやんないとね。」
その言葉に織姫が拍子抜けする。
しかしやちるはその後も言葉を続け、真っ直ぐと先を見た
「だっていっちーは 剣ちゃんのともだちだもん…………そんじゃ行くね!つよいやつはあたしが片しとくからねっ!ザコはよろしく♪」