第105章 143.Blazing Souls
貴様も解っているだろう
そう告げる白哉の手には一本の刃
「意志に反する卍解の消滅は 持主の死期が近いことを意味する。貴様は直に息絶える。立ち上がるならば私が殺す。……………今一度問おう
それでも猶 貴様は ルキアを救うなどと戯れ言を言うか?」
息が……できねえ…………
霊圧で……灰になっちまいそうだ……
もう……指一本も動かさねえ………
ーーーーダメだ……
遠すぎたんだーーーーーーー…
やっぱり俺は
この人には……
ーーーーーーー勝てねえーーーー………!!
ふと、一護の霊圧を感じる
「………あたりめーだろ……」
「………何?」
白哉が眉根を寄せる
「誓ったんだよ………絶対に助けるってな…………」
「………誓い……だと?
誰にだ」
「誰でもねえよ………」
立ち上がる
「ーーーーーーただ俺のーーーー………
魂にだ!!!!」
白哉の刃が 砕かれた