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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第104章 141.Kneel to The Baboon King


衝撃が懺罪宮の敷地全体に響き渡る
舞い上がる砂埃
崩れ落ちる瓦礫



「狒狒王 蛇尾丸」



巨大な骨のような、蛇のような



「………貴様…いつの間に卍解など…」
「わからねえさ あんたみたいに足下を見ねえ人にはな……….もう一度言うぜ 俺はルキアを助けに行く」
「ーーー二度は言わぬと言ったはずだ」
「どうしても通して貰えねえなら 俺はあんたを斬っていくぜ」

「…………不可能だ

貴様では私に 片膝すらつかせることはできぬ」


恋次が踏み込み、剣を振る
衝撃が舞い上がり、白哉を追う

柱へと躱した白哉
それに向かい、今度は柱ごと恋次はたたき壊した。

それさえもひらりと躱す。

しかしすぐに切り替えた恋次の攻撃は白哉を捕らえ、牙を剥いた

それを自身の斬魄刀で受け止め、防御の構えを取る。

「………成程 卍解というだけの圧は有る だが………幕引きだ 散れ 千本桜」

その直後、その卍解は砕けたかのように思えた。

辺りに崩れ落ちる蛇尾丸。
そちらへと白哉が視線を向けるが、再びそれはゆっくりと動き始め、恋次の方へとむかった。

途端 元の形へと姿を変える

「 千本桜 」

恋次が笑う

「目に見えねえほどに枝分かれした千本の刃 その刃達が舞う際に光を受けて 無数の花が舞い散る様に似る。知ってるぜ だが悪いな。狒狒王蛇尾丸の刃節は俺の霊圧で繋いでるんだ。刃じゃ斬れねえ。今のはわざと刃節を外して あんたのその千本の刃を全て躱しただけのことだ」

その言葉に白哉は再び驚くと、恋次はにやりと笑った
「何をそんなに驚くんだ?言ってるだけだぜ あんたの剣は 見えてる ってな」

白哉の足元から狒狒王蛇尾丸の刃節が飛び出す
体勢を整えるため地面へと片膝をつくと、恋次は口を開いた

「ついたな 片膝」

「俺は あんたを倒す。幕を引こうぜ朽木白哉 俺と あんたの戦いにな」
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