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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第103章 140.Bite at the Moon



「何処へ行く 恋次」

その言葉一つ一つが、恋次へと無数の重圧へとなり降り注ぐ
それに唾を飲み込み、覚悟すると恋次は口を開いた

「……ルキアを…助けに行きます」

「ならぬ」

簡潔なその言葉
しかし恋次はひかない

「行きます」

しかし白哉の顔色はかわらない

「………どうあっても 通してはもらえませんか」




「二度は言わぬ」


その瞬間、白哉の姿が消えた。

(来る!!!)

背後へと現れるその感覚
それを捕らえ恋次は剣を弾き返した。

白哉の表情が驚愕に歪む

その表情に恋次は満足し、口を開いた

「……"閃花"………回転をかけた特殊な瞬歩で相手の背後を取り、刺突で鎖結と魄睡を破壊する………臨さんの抜刀術の一つで、あんたの得意技だ。何度も見た、頭では、理屈ではあんたの動きを摑んでた。………ようやく体がついてこれる所まで来たらしい。朽木隊長、もうその剣で俺は殺せねえ!」

「………随分と饒舌だな……何をそんなに舞い上がる?」

白哉の霊圧が跳ね上がる。

「その程度で 私の剣を凌いだつもりか」

掲げられる剣
そして、白哉は唱えた。

「散れ 千本桜」

その直後、白哉の目の前には恋次の蛇尾丸が現れ始解を止めた。

驚愕

「……言ったろ もう その剣じゃ俺は殺せねえ………………副隊長になってからじゃねえんだ 護廷十三隊に入る そのずっと以前から 俺が超えたいと願い続けたのは 朽木隊長…….あんた一人だけなんだ」

「………名前を呼ばずに斬魄刀の解放を……………まさか貴様ーーー」

「…………超えさせてもらうぜ 朽木隊長」

剣が恋次の元へ戻り、その霊圧が跳ね上がる









「 卍 解 」
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