第94章 128.The Great Joint
四番隊隊舎
「………"以上の点から見ても"ォ!"旅禍に拘束される身であった彼が"ァ!"精神的肉体的強制を受けて旅禍に従わざるを得ない状況であったと考えられ"ェ!!"よって"!!"卯ノ花四番隊長殿の寛大な御処置を期待するものであります"!以上が浮竹十三番隊長からの連行報告書であります!!」
そう仙太郎が四番隊隊長である卯ノ花烈に報告すると、彼女はわかりましたと言ってその目の前にある人物へと視線を向けた。
「……しかしながら………貴方の協力を得た旅禍によってもたらされた被害は甚大です。貴方のとった行動は貴方の地位的責任から考えても決して看過できるものではないと考えます。………わかりますね
第十四上級救護班 班長
及び
四番隊第七席
山田花太郎」