第88章 116.White Tower Rocks
「……ルキア 助けに来たぜ」
その言葉にルキアの目が大きく見開かれる。
「なんだよ、助けに来てやってんだからもうちょっと嬉しそうにしろよ。」
そう言うとルキアは目元を涙で滲ませ、莫迦者と彼に叫んだ。
「来てはならぬと言った筈だ………あれほど……追ってきたら許さぬと……!ぼろぼろではないか……………莫迦者……!」
一護の死覇装の襟を掴み俯く。
「……まったくだ。」
そして一護はそう言うと岩鷲を見て、言葉を続けた。
「だから、後でいくらでも怒鳴られてもやるよ………あいつをーーー……倒した後でな!」