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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第52章 65.Collisions


煙立つ穴から鉄裁が現れ、ジン太が驚く。無事だったのかよと言うと鉄裁はメガネが重体と言い、無傷の肉体のままメガネを心配した。
「まァいーや、その割れたメガネでもかけといた方がいいぜ。」
ジン太が浦原の方へと視線を向ける。
「店長が刀抜いて面白れーコトになってんだ。コレ見逃すと損だぜ!」
ドンと岩が割れ、宙を舞う。
それに一護はやるじゃねーかと言うと浦原は嬉しそうに剣を振り回した。
弾ける小石をバシバシと右手で弾きながら、臨はその様子を見守る。
逃げ回る一護に手加減しませんよと浦原が言うと、望むところだと叫んだ。

(死神とか虚とかを斬れるのって斬魄刀だけなんじゃなかったか?あの刀はさっきあいつが杖から引き出したモンだ、斬魄刀である筈が無え!!)

ならば斬られても何ともない、一護が立ち止まり、浦原の方へと向く。
すると、彼の額に剣が掠り、つけていた仮面が宙を舞った。
同時に血が滲む。
「気を緩めましたね。死神でも何でもない奴が持ってんだから、アレは斬魄刀じゃないって。だから斬られても平気なんて つくづく甘い。」
浦原が刀をゆるりと持ち上げ、解号を説く。
「起きろ」
ペキペキと音が鳴り、変化していく刀
「紅姫」
するとその刀は姿を現し、鈍く光った。
「正真正銘斬魄刀ですよ、こいつはね。」
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