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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第40章 52.Needless Emmtions


「ねえねえ、朽木さんて黒崎のこと好きなの?」
その問いに思わずルキアがオレンジジュースを吹き出す。慌ててハンカチを取り出し渡す臨にありがとうございますと受け取ると口周りとスカートに溢れたジュースを拭いた。
「ていうか、ぶっちゃけ今黒崎とどういう関係?」
夏井真花のその問いに小川みちるがストレートすぎると注意する。しかし真花は何言ってんのと声を大きく張り上げた。
「あんた達が気にしてるくせに訊けないでいるからあたしが代わりに訊いてんでしょ!臨に訊いてもまともな返事が返ってこないんだから!」
その言葉に臨はまあまあと他人事のように笑う。
「あ、あたしは別に気になんかしてないもん!」
みちるが応えると、本匠千鶴と有沢竜貴は冷めた目で彼女を見つめた。
「そりゃアンタはそうでしょ」
「みちるは一護のことキライじゃん」
「そうなの!?」
驚いたように声をあげる織姫、するとみちるは悪いことをしたかのように慌てて弁明した。
「ちがうよ!別にキライとかじゃないよ織姫!!ただちょっとカオがこわいなーとか思ってるだけで……」
そこでつかさず千鶴がアンタの嗜好はどうだっていいと切り捨てる。この話題が関係するのは千鶴と織姫と臨だけだと。
するとたつきは驚いた顔で千鶴へ問いかけた。
「織姫はわかるけどなんでアンタと臨もカンケーあんのよ?」
「決まってんでしょ!ここで朽木さんに頑張って一護をタラシ込んで貰えりゃ、あたしは労せずしてヒメと臨の純潔を汚せるって……」
「誰と誰の純潔ですって?」
臨の笑みが暗くなる。それに周りの女子達が一瞬ひやりとするも、真花は意にも関せずルキアへと話を続けた。
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