第33章 45.ポイント・オブ・パーパス
「最後の滅却師………?」
一護が不思議そうにそう言うと、ルキアは震える声でその疑問に答えを出した。
「滅亡したのだ、200年前に滅却師は」
一護が驚く。何故だと問いかける前に、ルキアは言葉を続ける。
「すべての滅却師の生き残りは死神を憎んでいる、その憎しみの源は、その200年前の滅亡にある………200年前滅却師は死神達の手によって滅亡したのだ」
そう
しかしそれは死神達にとっても
苦渋の選択だった
死神達は滅却師を滅ぼさなければならなかった
この世界の崩壊を防ぐために