第28章 35.Can You Be My Enemy?
「芭蕉臨、彼女はすごく優秀な死神なんだね。」
テストが終わった直後に、すぐに虚の予測出現場所へと向かった。
石田がそう言うと、一護は訳がわからないと言う風に彼を見つめた。
「わからないかい、黒崎一護。こう言ってるんだ
キミは 無能だ と。」
張り出された成績表に、たつきが感嘆の声をあげる。
「3位かー、相変わらずやるねえ、あんた。」
「えへへー」
そう言って頭をなでられる織姫。その下にいる同率3位の臨を見て、たつきは臨もすげーなーと呟いた。
「臨、今日休みみたいだしな、写真と取っといてやるか!」
携帯電話で写真を撮り、たつきが臨へと送信する。
「鈴は二位かー、文武両道とは正にこのことだねえ。」