第359章 あとがき
1300ページに渡る長編をお読み頂いた皆様に
感謝を
物語は まだ続く
あとがき とはありますが 物語はまだ続きます。
というわけで 本編完結致しましたPOLLUTE ここにて一旦締めとして あとがきを書かせて戴きます。
連載当初は誰オチにするか決まっておらず ズルズルとここまできて 漸く誰オチにするか決定しました。
そもそも浮竹を恋愛の土俵に上げるつもりもなく 実は日番谷をあげるつもりでした。(一部描写にその名残があります)
恋愛の土俵に上げる予定だった人物
黒崎一護
日番谷冬獅郎
朽木白哉
藍染惣右介
グリムジョー・ジャガージャック
ユーグラム・ハッシュヴァルド
実際に土俵に上がれた人物
黒崎一護
朽木白哉
浮竹十四郎
霊王
朽木緋真
緋真に関しては裏設定というものがあります。
臨が緋真を侍女につけた理由は 優秀だったという理由以上に 一人の人物として愛していたということです。
霊王の半身としては浮竹を愛す傍、芭蕉臨という人物としては 緋真を愛していました。しかし それは本人も気付いていません。これからも気付くことはないでしょう。
ルキアに執着する理由の一つは 緋真の妹だからという理由もあります。臨は朽木ルキアを見ているわけでは無く、ルキアを通して緋真を常に見ていました。
しかし、そんなこと誰も知る由もありません。
非常によく似ているものの、本人も言われるまでルキアを緋真の本当の妹と気付くことはありませんでした。
ルキアを朽木家に手放した理由も 緋真に姿を被せていたという深層心理が働いています。
性行為というものを 臨はユーハバッハの手により嫌っていました。
それもまた、芭蕉臨という魂魄が同性に惹かれた所以なのかもしれません。