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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第330章 614.KILL THE KING






天蓋が開き 外の雨が入り込む。
騒音と共に現れたその人物達は 扉を勢いよく開けると その手にしていた大きな水筒のようなものを掲げた。

「よォーーーーーし!
準備はええか 死神どもォ!」

「ひよ里!?」
お前なんでここおんねん と平子の問いかけに ひよ里が鼻白む。
「はあ!?あんたらが浦原の手先ンなってウチんらに面倒事押し付けてきよったからここにおんねやろ ハゲたこと言うてんなよハゲが!!」
「ハア!?ハゲじゃないからおぼえてませーん!!」
「ハイハイハイハイやかましいオカッパは無視しまーーす!!」
すると ひよ里はその水筒(急須といってもいいかもしれない)を傾け 室内に液体を撒いた。
「………液体に見えるのに 濡れた感覚がない……」
ルキアが足元を揺れ動かす。
「ハイ。これは尸魂界と断界 断界と現世の歪みに発生していた物質で、霊王宮へ向かう移動エネルギーの元になります。
これを隊長サン達の霊圧と融合させるンです。
……さて、羅武サン リサさん ハッチさん ひよ里サン、解剖室の右手奥の棚に死覇装があります。着替えてコチラに参加して下さい」
浦原のその言葉に ひよ里は目を見開くと 直ぐに噛み付こうとした。
しかし その言葉は羅武の承諾の言葉によって掻き消された。
「あ……コラァ!ウチまだ何も言うてへんぞ!!放せ羅武!!」
「ゴチャゴチャ言うんじゃねーよ。ローズもシンジも拳西も命張ってる中で、どのツラ下げてこのまま帰るってんだオメーはよ」
その言葉に ひよ里は口を噤んだ。

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