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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第288章 492.KILL THE SHADOW 2


「馬鹿野郎!!お前らの持ち場はここじゃないだろう!
あっちに臨六番隊副隊長と可城丸十三番隊六席が居られるから早く行け!!」
「はいっ!!!」
二人の隊士が慌てて駆け出す。
「おこられました志乃さん!」
「わかってるわよ!!あんたの厠につきあってたからでしょ!!」
涙目になりながら走る少年は そのまま質問を続けた。
「志乃さん……実は僕ずっと分かんないんですけど……」
「何よ?」
「なんで僕ら滅却師と戦わなくちゃいけないんですか?」
「はあ!?」
志乃と呼ばれた女性が 声をあげると 信じらんないと眉を吊り上げた。
「何言ってんのあんた!?そんなもんあっちが宣戦布告してきたからに決まってんでしょ!!」
「ち…….ちがいますよ……」
「何が違うのよ!!」
「それは分かってるんですけど………そうじゃなくて……そもそも何で死神と滅却師が対立してるのかなって。どっちも虚を倒すって目的では一致してるはずなのに」
その言葉に 現れた2つの影の内の1つが 答えを口にした。
「………最近はその辺りの授業内容を削っていると聞きましたが、本当のようですね」
「臨副隊長!!可城丸六席!!」
志乃が声を上げる。
「戦闘配備に遅れ 申し訳ありませんでした!!」
「まだ警報が無いからいいものの、その油断が命取りですよ。いざとなったら戦闘中に漏らす気でいなさい 行木竜ノ介隊士」
現世でそんなこと言おうものならブラック企業として認定されるのだろうが 臨は気にせずに続ける。

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