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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第268章 460.Deathberry Returns2


渦がゆるまり そこから二つの影が伸びる。

二つの 黒い 死覇装









「…………臨」
そっと一護が臨に腕を伸ばした瞬間 その側頭部に強烈な衝撃がはしり 一護は膝をついた。
「姉さんに触れるとは何事だ貴様ーー!!」
ルキアの叫びが 辺りに響いた。
「なんだ貴様は!!子供のようにぴいぴい泣き腐りおって!!姉さんと私がおらぬとすぐ腑抜けるな貴様は!!ああ情けない!!」
「る、ルキア……そんなに言わなくても」
「姉さんは黙っていてください!」
「はい……」
臨がしゅんとする。
「月島とやらの能力は 浦原に聞いた。過去を塗り替える とは 成る程 想像するだに恐ろしい能力だ……………だが!それが何だ!
幾ら貴様の過去を変えようと 貴様の未来までは変えられはせぬ!」
「………失った絆なら もう一度築き直せば良いだけですよ。一護」
臨が続ける。
すると一護は ふと笑い 口を開いた。

「………一ついいか?」
「なんだ」
「俺の過去は……別に変えられてねえ…!」

その言葉に 臨の握っていた刀がルキアに奪い取られ その先端を一護に向けて突き上げた。

「危ねえっ!!」
「いいカオで茶々を入れるな!!」
「危ねえよ!バカか!!久し振りだからってツッコミきつすぎだろ!!」
「たわけ!この刀に刃はついておらぬ!」
その言葉に、一護は目を丸くする。
「……そういや見たことねえ刀だ……その刀何だ?」
臨が答える。
「これは 一護のために浦原が用意した刀ですよ。………これのお陰で私たちは、君にもう一度死神の力を渡す事ができました」
ルキアから刀を取り上げると 危ないから人に振り回してはいけまけんよと 諭した。
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