第12章 俺の妹(奏太目線)
奏太「はい。」
警察8「石川に脅されてるとかそんなんじゃなくて?」
奏太「はい。俺が上野家に居座り、上野お嬢様の両親を殺しました。」
警察7「・・・・なんてことだ・・・。」
警察8「後日、裁判所へ行き、お前の判決が下される」
奏太「わかりました。」
~取調室2~
警察9「貴様!いい加減吐いたらどうなんだ!!」
龍「うるせーな!!全部話しただろーが!!」
警察10「んな嘘に騙されるか!!」
龍「るせーな!!黙れ!」
警察1「なんだと!?」
龍「ざけんな!あいつが上野家のやつを殺したんだよ!」
警察9「だから!それを進めたのはお前だろ!!」
龍「あー!そーだよ!それがどーした!!」
警察10「貴様自分がどのお方に手を出したのかわかってんのか!!!」
龍「どーでもいーね!俺はアイツの娘に用事があったんだよ!!」
警察9「貴様などが近寄れると思ってんのか!!」
龍「だから捕まえたんじゃねーかよ!考えろバカが!!」
警察1「なんだと!!貴様!口をつつしめ!」
警察10「後日、裁判所へ行って貴様の判決がくだされる。覚悟しとくんだな!」
龍「へっ!そんなんどーってことねーわ」
警察9「ただで済むと思うなよ」
龍「へ。上野奏太が死刑になればもーどーでもいーさ。アイツが死刑にならなかったら俺がアイツを殺してやるからな!あっはははははは!!!」
警察1「そんな事はさせねーからな!」
~数日後~
奏太「…………」
弁護士「あなたの事を少し調べさせてもらったわ」
奏太「……」
弁護士「あなたは、石川龍の実の息子ね?」
奏太「………どこでそれを?」
弁護士「調べればわかります。」
奏太「…………」
弁護士「申し訳無いですが、あなたのお父さんには罪を被っていただきます。」
奏太「は!?なんでそーなるんですか?」
弁護士「私は奏太さんを守るだけでございます」
奏太「いや、俺も捕まってアイツも捕まるんだ」
弁護士「あなたはそれでいいんですか!?」
奏太「いーんです。それで」
弁護士「そうですか。あなたがそーしたいのからご自由にしてください」
奏太「どーも」
~そして判決がくだされた~
裁判官「石川龍、無期懲役。石川奏太、無期懲役をくだす!」
龍「なんで俺が捕まるんだ!悪いのはこのガキだろ!?」