第22章 次に会う日まで…
ーそして時間はどんどん過ぎて行き…
次の日
加奈「あーあ。合宿も終わって今日はとうとう帰るんだね…」
鳳「寂しそうだね」
加奈「だって。せっかく他校の人たちと仲良くなれたのにもうお別れなの悲しいし寂しい」
宍戸「まぁ良いじゃねぇか。跡部が練習試合とか組んでくれるぜきっと。」
加奈「ですね!会いたくなったら連絡すれば良いことですし」
鳳「連絡先交換したの…?」
加奈「うん。各校の部長さんとは合宿きて最初に交換したよ」
鳳「あ…そうだったの…」
加奈「ふふ。そんなに心配しなくても、私には長太郎しか見えてないから大丈夫だよ(ニコ」
鳳「…加奈‼︎」
宍戸「う、ううん!…俺いるの知ってるか?」
加奈「知ってますよ(ニコ」
鳳「ええ!す、すみません宍戸さん…」
宍戸「あー謝んな長太郎。そしてお前はもうちょっと反省しろ。」
加奈「えへへ」
ーピンポンパンポーン
榊「全員荷物を持ってロビーへ集合するように」
加奈「あ。わたしマネージャーだから先行くね!」
鳳「あ、うん!」
宍戸「じゃーまた後でな!」
加奈「はいっ!」
ーロビーにて
加奈「各校の部長さん方は人数の確認が済み次第、わたしに報告お願いします」
手塚「青学全員いる」
跡部「氷帝も大丈夫だ。な、樺地」
樺地「ウス」
幸村「立海を全員いる」
橘「不動峰も大丈夫だ」
加奈「ありがとうございます!…榊監督、全員います」
榊「ご苦労。…(榊太郎のありがたーいお話)」
ー10分経過
榊「それでは最後に、加奈。」
加奈「はい…短い間でしたがありがとうございました。月日を考えたら長いのかもしれませんが、わたしにとっては毎日がとても濃く、あっという間に感じました。楽しく練習したり、ちょっと厳しいメニューにしたり、意地悪したり、ハプニングがあったり、みんなに迷惑をかけたり、頼りなく、使えないマネージャーだったと思います。ですが、皆さんが私のことを頼ってくれたことはとても嬉しく、マネージャーやってて、こっちに来てよかったなって、改めて思いました。本当に楽しく、充実した合宿生活でした。皆さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました‼︎」
各校の部長「加奈」
加奈「…え?(泣」