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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第7章 帝光へ




彼らを見送り、全面コートの使われていない半分の所で黄瀬と緑間からバスケのルール、ドリブルとシュート、パスの仕方などを教えて貰っていた



「やっぱ名前っち上手いっスねー!」


『…そう?』


「そこでシュートなのだよ」


『え、ほっ!』


「ほら入った!その距離から入れられるなんてなかなかっスよー!」


「オレが教えているのだから当たり前なのだよ」


「もー!素直に褒めたらどうっスか緑間っちー!!」


ギャーギャー騒いでいると3on3の勝負がついたのか、半面コートに6人が入ってきた

どうやら勝負は赤司と紫原、高尾チームの勝利だったようで、火神と青峰は悔しそうな表情をしたいた




「赤司と紫原のコンビやっべーな!くっそ、後でもう一回だ!」


「…高尾君せいで、ボクも全然動けませんでした」


「そう言ってもらえるとやりがいがあんねー、ははっ」


「高尾の鷹の目のおかげで完璧に黒子を封じることはできた。あとの火神と青峰はオレと紫原で十分だったからな
良い仕事をしていたよ高尾」


「うっわー、素直に褒められるとそれはそれでこえー…」


「買ったからバーゲンダッツね~」


「…うっせ」



どうやら先ほど負けた黒子達3人チームが黄瀬と緑間、苗字のチームと戦うことになっているようで、黄瀬が3人に「ぜーったい負けないっス!」と指を指して宣言していた

しかし緑間に「人に指を指すな」と怒られ、黄瀬は不満そうに「はーい…」と言いながらボールをついて、コートに立った




「あ、ボールはそっちからでいいぜ。ハンデだハンデ」


「ハンデってなんスかー!」


「名前さんは女性で、一応初心者です。その点のハンデですよ」


「名前より黄瀬にハンデを与えてやるべきなのだよ」


「緑間っち味方か敵かどっちなんスか!?」


「味方なのだよ」


「いいから早く試合しようぜ!」



火神の催促でボールはまず黄瀬から緑間に渡った。そしていきなり、緑間は3Pシュートを撃った。なんとも大人気ない

それを火神が止めようとするも遅く、緑間の手からボールは離れてゴールを潜っていた




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