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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第49章 答え合わせ





『征十郎はこの広い世界で何してるの?』

「さっき言ったが名前を見てた
全部じゃない。私生活で見ていいところだけだ」

『それ初めて会った時も言ってたよね』

「あとは君が寝ている間、藍色が表に出ている間は一緒に過ごしてた。1回目覚めたの覚えてるかい?」

『…なんとなく?』

「現実とか、りんご飴と言っていたね」


うっすらと記憶にあるがに苗字も寝起きなので記憶はぼやぼやとしている

ただそのおぼろげな記憶のなかに頭を撫でてくれた優しい手の感覚えており、あの存在は彼だったのかと何もないのにくすぐったい自分の頭を撫でながら問いかけた


『あたしの頭、撫でてくれた?』

「2人きりだったから暇でね、名前の顔を見ているか彼らのことを見ているしかなかった」

『ふーん…征十郎からいなくなったあと、1人の間はもっと暇だったんじゃない?』

「1人の時間ずっとここいいたわけではないけどね、だから君のことを見てた
この世界に存在がないから戻ってくることが出来ない君を」

『…けど征十郎が呼び寄せてくれたんでしょ?』

「ああ」


嬉しそうに笑うに苗字を見た赤司がつられて笑う

先ほどしていた申し訳なさそうが消えた表情に彼女はさらに嬉しそうに目を半月型にした


『ありがとう神様みたいだね』

「消えた今はこうして世界に干渉出来ているが、それも君が関わる部分だけだ
僕も本来は生まれる存在じゃなかったからね」

『知ってるよ?幼少期からの重圧が原因でしょ?』

「いや、この世界では名前がいただろう」

『…あたし?』

「間違いなくアイツは母が亡くなったあの時から、君を心の拠り所にしていたよ」


驚いた苗字の目が大きく見開かれる

もしかしてあの時紫原との1on1を止めなくても人格が変わることはなかったんだろうかと考えるが、中学時代ところどころ征十郎が別人レベルで冷たい発言をしていたのは覚えているし、彼のお母さんが亡くなってから会う機会は学校以外激減していた

きっと2人に分かれた引き金があの1on1だったんだろうと、あの時止めた自分が褒めながら頬杖をついて笑顔を浮かべながら左右で色の違う彼の瞳を見る





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